前回の記事で USB ポートを2つ追加し、Keyboard と Mouse をそちらに繋ぐようにしたので、Pandaboard に元々あるポートに USB の HDD を繋ぎ、そちらに Ubuntu を入れて動かしてみる。
USB-HDD購入
まず、 USB-HDD を購入。
価格.com で安い物を調べたら、Amazon で 320GB の物を扱っていたのでそれを購入することにした。
Silicon Power USB2.0/1.1対応 耐衝撃 Armor A50 ポータブルHDD 320GB Gold SP320GBPHDA50S2G という物で、今日(2/13) の価格は 4,980円になっているけれど、2/3 に私が買った時は 4,280円。
(700円も得した気分!)
2/3 に注文して、2/5 に届いた。
(4,280円)
USB-HDDにUbutuをインストール
USB-HDD から Ubuntu を起動するようにするための手順はこちら。
要するに「SD に入れた Ubuntu を USB-HDD にコピーし、ブートスクリプトを書き換える」ということ。
Mac 上の VMWare Fusion で走らせている Ubuntu 10.04 に USB-HDD を繋ぎ、ext3 で約 80GB ずつ4つのパーティションを切り、それぞれにSD320_1, SD320_2, SD320_3, SD320_4 とラベルを付けた。
SD320_1 に Ubuntu を入れ、他のパーティションにはあとで色々入れて遊ぶつもり。
Pandaboard を SD で起動して、/boot/boot.script を一部書き換え。
書き換え前:root=UUID=<your SD Card partition UUID>
書き換え後:root=LABEL=SD320_1
(本当に書き換えないで、古い物をコメントアウト[行頭に #]しておく方が良い)
/boot/boot.script を保存して sudo flash-kernel を実行すると、SD の FAT パーティションに上記書き換えが反映された boot.scr が書き込まれる。
Pandaboard の電源を落として SD を抜き(私の場合)VMWare Fusion 上の Ubuntu に繋いだカードリーダーに挿す。
USB-HDD もマウントして、SD の内容を全コピー:
cd /mnt/<your USB drive> sudo cp -a /mnt/<your SD>/* .
USB-HDD から Ubuntu が起動
SD と USB-HDD を Pandaboard に接続し、電源を入れる。
ちなみに、ブートローダーとカーネルは SD 上の物が使われるので、勘違いして SD を抜いてしまわないように注意。
これでめでたく USB-HDD から Ubuntu が起動するようになった。
とはいえ、起動時間は結構かかる。
起動後の動作速度も、SD の時に比べれば速くなったが、まだひと呼吸置いてから反応するような感じ。
ちなみに unixbench-5.1.2 で測定したベンチマークテスト結果はこちら。
(稼働しているドライブの性能に依らないので、前回とほとんど同じ)
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